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限定品『寿方の窯』その②と登り窯火入れ予定

前回に引き続き限定品『寿方の窯』のご案内です。
今回は僕の作った抹茶碗と鉢の2種をご紹介します。
「寿方の窯」・・・当苑の創業者「上田寿方」を偲んだ作品を限定品としてたくさん焼きました。
生前寿方が好んで造っていたスタイルや品物を我々で思いを馳せながら、かつ自分の要素もいれつつ作りましたよ。
焼締めの抹茶碗は普段から僕もよく作りますし、
祖父である寿方とは近い部分もあると思っているので普段の自分の茶碗と寿方の茶碗との違いを意識して作りました。
もともと使っている土も同じで窯も同じなので近い仕上がりにはなるのですが
今回は更におじいさんの手を意識して作りました。
例えば高台も普段の僕のモノよりも厚く低めとなっております。
そしてその高台の仕上げに使う道具も・・・
形見分けにもらったおじいさん愛用の木ベラを使って削りました。
左が祖父ので右が普段僕の使っているモノです。
この道具の違いでもかなり仕上がりが違っていて楽しめました。
そして同じヘラを使ってこちらも仕上げましたよ↓
手ひねりによる六寸鉢です。
祖父も作るモノによってロクロ・手ひねり・タタラ造りを使い分けておりましたので。
手ひねりならではのゴツゴツした仕上がりと、
炎と灰の当たりによってこのように焼き味にもそれぞれ個性がございます。
【上田宗 焼締め茶碗】 10,000円~(焼き味に応じて) 限定数:40
【上田宗 手ひねり六寸鉢】 3,000円~(焼き味に応じて) 限定数:30
↓商品に関するお問い合わせはこちらまで↓
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大のぼり窯に火が入ります。
8月下旬の火入れを予定しておりましたが…
予期せぬハプニングもあり遅れて9月2日(金)に火入れ予定です。
窯焚きの見頃は4日(日)~6日(火)ごろとなる予定です。
ご見学も出来ますのでぜひ!!
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