限定品『俊茂の窯』と年末年始の営業について。

はやいもので今年もあと3週間ほどで終わりですね。

12月恒例の来年の干支、好評販売中です。

なかでも登り窯での焼上げバージョンは『俊茂の窯』と名付け数量限定です。

次は卯年。

ウサギは干支の中でもかなりの人気でいまだに12年前のウサギの置物も求められたり注文頂いたりしております。

それだけに来年の干支も気合が入ったデザインで焼きました♪

【俊茂】　漢書の「才學衆にすぐる。又、其の物。」から名付けました。

字面が俊敏に跳ね、豊かに繁栄する兎にピッタリかと思いました。

毎年、小の干支はかわいらしいデザイン。

今回のウサギもニンジンをくわえ、つぶらな瞳で見上げる姿がじつに愛らしいです。

長石を含んだ粗い信楽土の焼締めは可愛いだけでない存在感を放っております。

続いて大きいサイズ。

こちらは例年ストーリが見えてきそうな動きのあるデザインとなっております。

今回も豪快すぎるフォームで餅を衝く兎が月のウサギを連想させます。

ウスからグニュゥゥーーと伸びた餅が躍動感あります。

三羽のウサギがそれぞれ杵で衝く役・水で濡らす役・餅を反す役と分担しており、

「三つ兎紋」という紋様に用いられている事から着想を得ております。

今回の飾り陶板は兎のカップルが寄添う、微笑ましいデザイン。

こちらは残り僅かですのでお早めに！