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限定品『令狸の窯』②

今回の登り窯限定品は『令狸の窯』と名付け、信楽狸をたくさん焼きました。
当然ふだんから狸はいつも焼くのですが、今回の狸はひと味違います!
当苑のプロ(!)の狸職人はもちろん、いつもは狸を専門には作らない職人も皆で狸をこしらえました。
定義はふたつ。
一つ目、すべて型を使わない手ひねりでの成形。
二つ目、基本無釉の焼き締め。(一部、目やポイントだけ釉薬で入れているモノもあり)
『令狸の窯』の令狸(れいり)とは四字熟語の「令狸執鼠」(れいりしっそ)という四字熟語からとりました。
その人の長所・特技を生かして人材を登用する事の喩らしいですが、
もちろん「令和の時代の狸」という意味も含めて名付けました。
では、前回に引き続きご紹介して参ります。


今回の限定手ひねり狸のなかではもっとも小さいシリーズ。
親指よりひとまわり大きいくらいなので、デスクや棚にちょこんと飾るのにかわいいです。
けっこうな高齢の職人が細かい仕事をせっせっとやり続け、総数100体ほどになりました。

無釉の焼締めですので炎と灰で一つづつ個性的な焼き味に。
窯詰めの際にお腹を下にしたり、藁を巻いて緋ダスキにしたりと同じにならないよう工夫もしましたよ。
【服部津ひねりミニ狸】1,900円~(焼き味により種々)
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続いてこちらはこぶしサイズのタヌキ達。
四足の子がいたり、化けるために葉っぱを頭に載せてるヤツがいたりとさらに様々で楽しい。

なんかこういうのって、たくさん集めたくなりますよね。
荒土で成形。
目だけは顔料により色付けされてるので「連れて帰ってよ」ってつぶらな瞳で見上げてきます。
【上田あかりひねり狸】5,500円~(焼き味により種々)
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そしてまた変わり狸を。

強烈にデカい玉袋にどこか遠くを見るような眼差し・・・
狸の玉袋は文字通り金運を現します。こんだけのサイズですとさぞ・・・
【釘田誠史ひねり狸】

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